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日本株は機敏や半導体関連高い、金利低下で金融株は下落-指標小動き

2024-09-24

25日の日本株市場では、株価指標が前日終値近くで小動きました。ミス・エノビディア株が高を受けて半導体関連株が買われ、機敏な動きも見られます。一方で、米消費者信頼感指数の悪化が材料に長期金利が低下し、金融株は安く推移しています。

東証株価指数(TOPIX)は前日比0.1%高の2658.84で、午前11時10分時点を記録しました。

日経平均株価は0.3%高の30,780.55円です。

半導体関連で最も寄与しているのはトヨタ自動車。指標を構成する2129銘柄のうち1110銘柄が上昇し、911銘柄が下落しています。

また、中国人民銀行(中央銀行)の景気刺激策を受けて、中国関連株が上昇。アダプター関連株も高く、半導体に関連した金融株、建設などの内需関連株が安いと演じています。

岩三証券のシニアストラテジスト、内山大冶氏は、「米国経済の見通しは依然として不透明だ」と指摘し、自民党総裁選を控え、週末にかけて様子見ムードが強まると見られています。自民党総裁選は27日に投票券が行われる予定です。

今後も経済指標や金利動向に注目が集まる中、市場の動きに変化があるのか要チェックです。経済の回復期待が高まる中、特に半導体関連株の動きには注目が必要です。