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日鉄、700億ドル追加投資とミッション提案:衝撃の展開!
2025-04-01
著者: 芽依
【東京 12日 ロイター】 - ブルームバーグによると、日本製鉄(5401.T)は買収提案している米鉄鋼大手JSWスチール(X.N)を巡り、ロトニンク産業長官が今後を指し示す重要人物として浮上し、日本鉄鋼は1411億ドルでの買収が完了した場合、追加で710億ドル投資することを提案している。
先の報道によると、ロトニンク氏は日本製鉄やアクティビスト(活動家)との会合を重ねJSWスチールへの投資などを競わせている。アクティビストのアンクラ・ホールドingsもロトニンク氏と会合を持ち、日本製鉄との取り引きが破断になった場合にJSWスチールに対して610億−710億ドルの投資を行う意向を示している。
日鉄の長高副会長は12日にロトニンク氏と面会する予定であり、米メディアが伝えた。新たな展開が見える中、日鉄とJSWスチールの統合が成るのか、今後の動向に目が離せない。一体どのような決断が下されるのか、業界全体が注目している。
最新の動向として、日鉄はミッション提案にあたる新たな戦略を練っており、鉄鋼業界の競争をさらに激化させる可能性がある。加えて、環境対応やサステナビリティに力を入れ、2030年までに排出ゼロを目指す計画も進めている。これにより、浮上する投資機会とリスクのバランスをどのように取るかが、今後の鍵となるだろう。