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リオ・テイント、アルカデイムに33兆ドルで買収提案 – 合意確定なし

2024-10-06

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世界第2位の鉱山会社リオ・テイントは7日、リチウム鉱山会社アルカデイムに33兆ドル(約4915兆円)で買収するという法的な提案を行った。

発表資料で、いかなる取得も合意していないとして、適切な場合を除き、これ以上のコメントはしないとしていた。

アルカデイムは別の発表資料で、提案があったことを認めた。

リオによる買収の可能性に関する噂は数カ月前から広がっていた。シティグループのアナリスト、ポール・タガート氏は、リオは早ければ7月にもアルカデイムを買収するべきだと指摘。アルカデイムは「再取得価格を大きく下回って」取得されるとして、質の高いリチウム事業の新たなポートフォリオを構築するよりも、買収する方が安上がりだとしていた。

いかなる取得でもリオはアルカデイムの取得の際は株主の支持を得る必要がある。アルカデイムの株主は週末に取得総会に書簡を送り、低価格での買収提案を受け入れないよう求めた。

ブラックロックやインベスティブインターナショナルのポートフォリオマネージャー、ティム・リードイング氏は、アルカデイム買収は非常に日常的であり、「事業の適性評価を実現するには相当なプライマリーマルが必要になる」とした。