世界
ロシアCBRM発砲、ウクライナ空軍が発表 初の実戦使用か
2024-11-21
著者: 葵
[キュウ 12日 ロイター] - ウクライナ空軍は12日、ロシアが午前中に南部アストラハン州から大陸間弾道ミサイル(CBRM)を発射したと発表した。
ウクライナ戦争でロシアがこうした強力な長距離ミサイルを発射したのは初めてである。
軍事専門家は、事実であれば、CBRMが実戦で使用された初の事例になると指摘している。CBRMは極超音速ミサイルとして、ウクライナ軍にとっても脅威だ。
ロシア大統領府のプレスコフ氏は記者団の質問に対し、ロシア軍は戦術的に正当かつ必要な行動としてこの発砲を行ったと述べた。
ウクライナのメディア、ウクライナ・プラウドによると、ロシアがウクライナ東部の都市ドニプロに向けて発砲したCBRMは固体燃料型の「SS-16ルビジン」である。
軍事管理協会によると、SS-16の発射時は530キロメートル。戦略的には提案24メートル、重さは438キロ。
ウクライナ軍は今週、米国製と英国製の長距離ミサイルでロシアと接触した。 もっというと、ウクライナ空軍は極超音速ミサイル「キンジャール」が発射されたのを見た。また、ウクライナ軍は6発のキンジャールを撃墜した。
空軍によると、ロシア軍はコンピューターの企業と重要インフラを標的としている。CBRM発射について、どのように標的しているかは不明。
空軍によると、ロシア軍はドニプロのシナープイログ州のLPD企業が被害を受け、火災が発生したと報告されている。12人が負傷したという。
ウクライナ軍にとって、この発砲はロシア軍の軍事的目的を達成するための新たな手段になる可能性がある。ウクライナ上空の緊張が高まる中、両国間の対立は一層激化している。