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ロシア大統領、中国外相と会談 首脳外交へ地ならし(時事通信)

2025-04-01

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ロシアのプーチン大統領は1日、中国の王毅外相と会談を行った。この会談は、両国の経済関係をさらに強化し、地域の安全保障に向けた協力を深めることを目的としている。王外相は、この機会を利用して「中国は、ロシアとともに新しい国際秩序の構築に向けて努力する」と述べ、両国の結束を強調した。

プーチン大統領は、会談中に「我々は、緊密な外交を通じて世界の安定を守るために協力していく必要がある」と強調し、今後の外交努力について続けていく意向を示した。

また、王外相は「中ロ両国は、国際社会における共通の利益を守るために協力することが不可欠である」と指摘し、特に経済面での連携拡大に積極的であることを明言した。

プーチン氏は、来る9月に予定されている中国との対話の場に向けても、具体的な政策提案を考慮しているとし、両国間の経済的連携を強化することで、さらなる成長を目指す意向を示した。これにより、アジア太平洋地域での影響力を高める狙いもある。

両者の会談により、国際政治の舵取りにおいて中国とロシアの立場がますます強固になるのは間違いない。多くの専門家は、この動きが米国の影響力に対抗するための新たな連携の証と見ている。果たして今後の国際関係はどのように変化するのか、注目が集まる。