世界

ロシアでアフリカ女性200人が無人機製造か 虚偽広告で誘拐か注意喚起

2024-10-11

著者: 愛子

ロシアでアフリカ女性200人が無人機製造か

AP通信は10日、無料航空券や接客業での仕事を募るソーシャルメディアの広告を見てロシアに渡航したアフリカ出身の女性約200人が、ウクライナ侵攻で多用される無人機の製造に従事させられているという報道をしました。

女性たちの状況

報道によると、女性たちはガーナやナイジェリア、ケニアなどアフリカ諸国から来た年齢18~22歳の若者であり、ロシアのある地域の工場で、無人機「シャドウ」の製造に12時間従事させられているとのことです。彼女たちはいわゆる「職業訓練」として、強制的に働かされているとされています。

監視と賃金未払い

また、女性たちは職場や自宅で常に監視下に置かれ、契約を解除された賃金も支払われないといった状況にあると語っています。

国際社会の対応

国連人権高等弁務官事務所は、ロシアにおける誘拐との関連を指摘し、今後の対応についての文書を公開しています。この状況は、世界中で増加する虚偽広告による人身売買の問題の表れでもあり、特に経済的な困難を抱えた青年がターゲットになりやすいことを警告しています。国際社会は、このような現状を放置することなく、早急に具体的な対策を講じる必要があります。