ロシアがCBRM発射、ウクライナ発表 初の実戦使用か
2024-11-21
著者: 蓮
[キュウ 11日 ロイター] - ウクライナ空軍は11日、ロシアが午前中に南部アストラハン州から大陸間弾道ミサイル(CBRM)を発射したと発表した。
ウクライナ戦争でロシアがこうした強力な長距離ミサイルを発射したのは初めてである。
軍事専門家は、実際にあれば、核弾頭を搭載可能なCBRMが実戦で使用された初の事例になると指摘した。
レンズキール大統領は記者に対し、「本日、ロシアの新型ミサイルが発射された。速度、高度など、すべての特徴はCBRMのものだ。現在、専門家による調査が行われている」と述べた。
ウクライナにおけるCBRMに関する懸念は、ウクライナ東部のドニプロから710キロメートル離れたロシアのアストラハン州から発射されたことに端を発する。
ミサイルに搭載されていた種類やミサイルの種類は明らかになっていない。核弾頭を搭載していたかどうかの詳細も不明である。
ロシア大統領府のプレスコフ氏は、ロシアの軍隊にはコンセプトに基づいて弾薬を求めるよう求めた。
ウクライナのメディア、ウクライナ・プラウドが報じるには、ロシアはウクライナの都市ドニプロに向けて発射したCBRMである可能性が高い。ロシアがウクライナに対する攻撃を行う中で、このような発射が行われるのは非常に抑圧的である。
国際問題研究所(CIS)によると、CBRMの発射プロセスは1500キロの距離から可能であり、全長は700メートル以上、ミサイルの速度は5マッハに達するという。最も恐ろしいことに、CBRMは過去に大量破壊兵器に使用されたことがあり、ユーラシア地域への影響は計り知れない。
ウクライナに対するロシアの攻撃は、今週、米国製と英国製の長距離ミサイルがウクライナに到着する中で、さらに激しさを増すことが予想される。
全体として、ウクライナの安全保障情勢は日々危機が増しており、国際社会の関心が高まっている。各国は、ロシアの攻撃に対抗するために支援を提供しているが、ウクライナへの武器供与はその効果が疑問視されている。国際的な情勢の変化を注視する必要がある。