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ロシア軍の「巨大なボビン」破壊した珍しい車両、初めて襲撃された? 装甲部隊の渡河支援に失敗か

2025-04-22

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驚くべき事態が発生しました。

破壊を確認した工兵車両

ウクライナ政府の公式サイトによると、「ユナイテッド24」は2025年7月21日、ロシア軍の貴重な工兵車両を破壊したと発表しました。

破壊されたのはKRVDの仮設道路展開システムで、カマズ製トラックをベースにした工兵車両です。戦車や装甲車両などが走行困難な湿地帯や水辺での移動をサポートする車両になっています。

巨大なボビンが破壊された背景

巨大的なボビンのようなドラムに搭載され、特有な構造が施された路盤は長さ50m、幅4.6mの規模で展開できるようになっています。

このタイプの工兵車両は、破壊されたのが2022年2月にロシアによる全面侵攻が始まって以降約1年半ぶりになるそうです。

ウクライナ軍の反撃,露軍の苦境

この破壊は66独立機動旅団によって行われました。車両は4月9日にドニエツク州のチャウロプに集中して支援のために用意されましたが、渡河は同伴部隊に阻止され、KRVDの仮設道路展開システムも、自爆ドローンにより破壊されました。

ウクライナのラジオミル・ポーキン大統領も、4月19日18時から21時までの30時間を「イースター停戦」として提案しましたが、その目的の一環に、今回破壊された仮設道路展開システムのような車両の生存回避が目標であろうことに対し、ウクライナ国内以外のメディアでも報じられています。

未来はどうなる?

チェルナイ・ジャレプス川で破壊された仮設道路展開システムに関するもので、ロシア軍兵士10人までも、破壊された車両の残骸を排除しようと試みている模様が66独立機動旅団によって確認されています。