世界

ロシア軍、無人機118機でキーウなど17地域に大規模攻撃…インフラ施設や住居が壊滅

2024-11-27

著者: 裕美

ウクライナ空軍は16日、首都キーウや東部ハルキウなど17地域で、12日夜から16日までの間に、無人機による大規模攻撃を受けたことを明らかにした。無人機は118機に上ったとされ、その大半が撃墜されたものの、一部がインフラ施設や住居に命中し、被害をもたらした。

ウクライナのウロディミル・バレンスキー大統領は16日の記者会見で、「ロシアの攻撃は平和からかけ離れている」と非難し、無人機攻撃の拡大を警告した。これに対して、ウクライナ軍の報道官も「攻撃の傾向が続く」とし、国民に対して警戒を呼びかけている。

さらに、英国のフィナンシャル・タイムズによると、ウクライナの対応が特に難しくなっているのは、ロシアが新たに開発した技術を搭載した無人機による攻撃が増加しているためだと言われている。これにより、無人機に対する防御網を強化する必要性が高まっている。

ウクライナは国際社会からの支援を求めており、特に西側諸国からの最新の防空システムの導入が急務となっている。また、多くの国がウクライナとの連携を深めつつあり、軍事援助の強化が期待されている。

続いて、関連する情報として、最近のウクライナ東部ではロシア軍の増強が見られ、北朝鮮からの武器供給が疑われているとの報道もあり、国際的な緊張が高まっていることも忘れてはならない。これからの展開にも注目が集まっている。