ロシアによるウクライナ侵攻から1000日が経過した19日、ウクライナの駐日大使が会見し、ウクライナがロシアに勝利することが東アジアの安定につながると述べました。

ウクライナの大使は、「より早く支援を得られれば、より多くの人々が生き残り、勝利が早く訪れる。ヨーロッパや東アジア、中東でより安全な環境が早く実現できるでしょう」と語りました。

ウクライナの供給線の確保や北朝鮮の活動についても言及し、「供給線の確保が、東アジアや北朝鮮の問題の解決につながる」と期待を寄せました。

また、北朝鮮から1万人以上の兵士が戦闘に参加していると明らかにし、韓国や引き換えにロシアからミサイルなどの最新の軍事技術を得ているとしました。「東アジアにとっても直接的な脅威だ」と警鐘を鳴らしています。

アメリカの大統領選挙にトランプ氏が勝利したことの影響については、「今後2ヶ月が最も予測ができない展開となる」と指摘し、対話と説明を続けることが重要だと強調しました。