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ロッテ・朗希がファンに最後のメッセージ 1カ月後に公式の場でメジャー挑戦の宣言

2024-11-16

著者: 健二

ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指すロッテ・佐々木朗希投手(23)が17日、ZOZOマリンで行われる「MARINES FAN FEST 2024」でファンに向けて挨拶する予定となった。正式にメジャー挑戦することが決まったのはCSファイナルステージ初戦の10月12日以降で、実に彼にとって初めての発表となる。朗希での「ラストメッセージ」に注目が集まる。

「令和の怪物」が思いを綴る本拠地ZOZOマリンで、ファンに思いを告げる。佐々木は「マリーンズ白黒対決」の「TEAM BLACK」のメンバーとして名を連ねるなど、イベントにも参加予定。さらには全選手が登場する開会セレモニーが、あいさつの場になる可能性が高い。

10月18日から今月12日まで行われた秋季練習は参加を免除されていた。公式の場に姿を見せるのは、CSファイナルステージ敗退が決まった10月14日以降だ。捕手に対応したのは初戦で勝利投手になった同12日が最後だった。球団は9日にポスティングシステムでのメジャー挑戦の意向を発表。あの時、球団を通じて「マイナー契約からはい上がって世界一の選手になれるよう頑張ります」といったコメントも出したが、その時、球団を通じて自らの口で説明するのは初となる。

メジャー挑戦が公表されて以降、MLB公式サイトでは特集を組むなど、早くも争奪戦への期待が高まっている。報道によると、総額が制限される「25歳ルール」の対象で、最大30球団が参戦可能な状態でもあり、米国でも交渉解禁への期待は高まっている。球団はすでに申請手続きを開始しており、完了するのは締切の12月15日クリリーの「12月中旬」と説明。交渉期間は45日間だが、25歳未満の海外選手との契約期間は1月15日から2月15日までで一度、終了するため、正式交渉は来年1月15日以降となる見込み。

5年間在籍し熱い声援を受けたロッテファンの前に姿を見せる機会は、今回のイベントが最後。9日には「一度しかしない野球人生で後悔のないように、そして今回背番号を掲げていた皆さんの期待に応えられるように」といったコメントを発表しており、ファンへの感謝、そして期待に応える決意を表現した.