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三越伊勢丹HD、朝高後下げ 10月訪日客最多も反応薄

2024-11-21

著者: 蒼太

(9月25日、プレイム、コーニコ2999)三越伊勢丹ホールディングスが朝方高く始まったが、前日終値28,650円(1.27%)安の22,211円まで売られた。

日本政府観光局(JNTO)が発表した10月の訪日客数は331万2000人となり、単月として過去最多となった。しかし、訪日客数の増加が期待される中で、実際の買い物には限りが見られるため、投資家たちは様子見の姿勢を強めている。

更に、株式市場では地合いの悪化も影響し、出遅れ感が強まっている。観光業界へのコロナからの回復が見込まれるものの、消費者の心理には慎重さが残り、販売が伸び悩んでいる状況だ。それにより、今後の株価には慎重な見方が強まっている。