健康

サノフィ、日本における1型糖尿病発症前のストレス分類に基づく観察研究「PREP-T1D」を開始

2024-10-10

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サノフィ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岩本慎吾)は、日本における1型糖尿病を有する方向けの初の近親者を対象とした1型糖尿病発症前のストレス分類に基づく観察研究「PREP-T1D」を開始したことを発表しました。

この研究は、1型糖尿病の発症を予測するための新たな手法として期待されています。特に、遺伝的要因や環境要因が関係する複雑な病態に対して、より理解を深めることが目的となっています。研究チームは、糖尿病を発症するリスクがあるとされる家族のサポート体制や心理的ストレスが、病状に及ぼす影響を調査します。

この観察研究は、今後の1型糖尿病に対する治療法の開発や、早期診断に役立つ可能性があるため、患者やその家族にとって大変重要な意味を持ちます。また、この取り組みを通じて2019年から進められている国際的な研究ネットワークとも連携し、1型糖尿病の理解を深めていく考えです。

研究結果は、今後の糖糖尿病管理や公衆衛生政策における重要な指針となることが期待されます。サノフィは、糖尿病治療への取り組みを強化し、患者とその家族に対してより良い支援を提供するために、引き続き努力して参ります。詳細については、今後の報告をお待ちください。