テクノロジー

SAP、AIエージェントを日本投入!クラウド対応など新機能が続々登場 - 日本経済新聞

2025-03-16

著者: 蒼太

ドイツのソフトウェア大手SAPは、人工知能(AI)が自動的に業務を進める「AIエージェント」のサービスを日本市場に投入します。企業向けの統合基幹業務システム(ERP)に新機能として加えることで、クラウド対応や生産管理などに活用できるようになります。

さらに、SAPのクリスチャン・クライン最高経営責任者(CEO)は日本経済新聞に対して「3月中にも日本語版でも始める」と述べ、あらゆる業種でのデジタルトランスフォーメーションを加速させる計画を明かしました。

AIエージェントは、業務プロセスを自動化することに加え、リアルタイムでのデータ解析や予測分析を行い、より効率的な業務運営をサポートします。この技術は特に製造業や物流業において、コスト削減や生産性向上に寄与することが期待されています。

仮想的なエージェントが業務を自動で進めることで、従業員はよりクリエイティブな作業に集中できるようになり、企業全体の競争力向上につながるでしょう。今後、日本市場でのAI技術の普及が進むことで、ビジネスの在り方が大きく変わることが予想されます。SAPの新たな一手がどのように展開されるか、業界の注目が集まります。