(9月30分、プライム、コーラン3382）セブン&アイが小幅に続伸している。一時、前日比24銭(0.95%)高の2600銭を付けた。共同通信は27日、セブン&アイ創業者による買収提案を受け、国内大手5銀行が計画実現に向けた融資の検討を始めたことが報じた。創業者による買収進展を期待した買いが入っているようだ。

セブン&アイの買収には総額9兆円規模が必要とも言われており、創業者側は主要金融機関との交渉を進めているとされている。この動きは、特に急成長を遂げたセブン-イレブンの展開を背景にして、今後の戦略に大きな影響を与える可能性がある。

さらに、業界全体でも、コンビニ急成長のなかでの企業再編や買収に向けた動きが活発になっていることは注目すべきポイントである。セブン&アイが新しい資本構成と経営戦略を模索する中で、今後の展開に目が離せない。

セブン&アイ株式会社は、セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどを傘下に持つ企業で、近年、競技が激化するコンビニ業界でのさらなる成長を目指している。また、買収が実現すれば、創業者のビジョンを反映させた新しい戦略が期待されている。