フィギュアスケート元世界女王の深田恭子さん（34）が4日、大阪の東和製菓リクトラドームで5・6日に行われるアイスショー「ストーンズ・オン・アイス」の前日会見に登場した。

深田さんがこのアイスショーに参加するのは9年ぶりで、高橋大輔さん（39）らとのスペシャルコラボレーションを披露する予定だ。彼女は、「同じショーに参加できるなんて思っていなかった」と語り、長らくの夢が叶ったことに心に弾むような気持ちを表した。

会見中、深田さんは「普段の生活の中では味わえない特別な空間を感じることができることを嬉しく思っています」とし、「演技中は思いっきり楽しみたいです」とコメントした。

また、特に印象に残っているのは、自身の初めてのオリンピックを経験した19歳の時のことで、新たな挑戦に対する意欲を語る姿も見受けられた。「初めてのオリンピックでは金メダルがほしいという気持ちが強く、ただ夢を追いかけていた」と懐かしむ深田さんは、今でも夢見た演技を追い続けている様子。「初舞台でのオリンピックは忘れられない経験」と目を輝かせながら振り返った。

今回のアイスショーでは、彼女の魅力が詰まったパフォーマンスが期待されており、多くのファンからの注目が集まっている。深田さんは「この特別な時間をみんなで楽しく過ごせるように頑張ります！」と意気込みを見せた。彼女の舞台への復帰は、ファンだけでなく、彼女自身にとっても大きな意味を持つものであり、今後の活動の幅を広げることにもつながるだろう。