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神鉄バス、18人から運賃1万1090円を過徴収 運賃制度見直しの見込み

2024-10-06

神鉄バス(神戸市北区)は、14日、同区の西鈴蘭台駅前-中間病院前の路線バスで、11日と12日に乗客延べ18人から運賃を過剰に徴収したと発表した。この運賃は1万1109円にも上る。

この過徴収は、構内の運行業者が車内の運賃データを誤って訂正したことが原因とされている。神鉄バスはこの誤りにより、運賃が付随していた小型路線と同額になり、乗客から多く徴収されてしまった。

神鉄バス社は、運賃を過剰に支払った18人への返金を行う方針で、乗客に対しては連絡を取り、対応を進めることを明らかにしている。また、運賃制度の見直しについても検討中であり、今後の改善策を計画中であることを強調した。

過徴収の事例は多くの利用者に影響を与える可能性があり、神鉄バスは透明性を高め、信頼回復に努める必要がある。これにより、地域住民のバス利用者の安心感を高めることを目指している。運賃制度の改善策については、今後、詳細が発表される予定である。