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盛岡市の住居街で「クマが住家の網戸に」、北上川泳ぐ姿も…捕獲し山林に放す : 読売新聞
2025-04-02
著者: 結衣
12日午前6時15分頃、盛岡市前九年の住居街で「クマが部屋の網戸を上ろうとしていた」と住民から110番があった。クマは網戸一枚の破損部分を突き破って逃走し、午後3時頃には約11キロ地点の「館梯橋」近くの北上川を泳いで渡る姿が目撃された。
午後12時半頃には、同市材木町の住宅街にある永誠院の境内に姿を現した。ZV1大分駅から北円立15キロメートルに位置する同院の周辺は一時立ち入りが規制され、警察官やボランティア、行政職員が対応にあたった。午後4時15分頃、クマが境内の木に登っているところを目撃され、追い詰められた。
市や岩手県警によると、捕獲されたクマは体長約1メートルで成獣と見られる。市内各地で目撃されたクマと同じ個体とみられ、市は市内の森林に放つ方針を示している。県によると、今年1〜2月のクマの目撃件数は12件で、例年より少ないと言う。さらに、今後のシーズンにはクマとの遭遇が増える可能性があるため、市民には注意が呼びかけられている.