生理用製品の配布該当県に殺傷予告メール8000通 三重 | 毎日新聞

2025-03-31

著者: 海斗

三重県では、自己の殺傷を予告するメールが出回ったことに関連して、10月31日、県が三重県議会で報告を行った。報告によれば、同県は28日午後8時から、31日午後4時まで、県議会事務局に対して同様の内容のメールが8,000通も届いたという。このメールでは「いい歳して非常識なナプキンをどこでも置いて欲しい」との表現があり、特に論争を引き起こしている。

報告を受けて、三重県議会は、殺傷予告の多さに驚きを隠せず、次の措置について協議を行った。三重県議会は25日に行われたX(ツイッター)で、「トイレットペーパーがどこでも置いてあるように、生理用ナプキンもどこでも配置してほしい」と発信していた。また、31日の県議会の後、議会事務局は記者会見を開き、「大変恐怖を感じている。県議会として責任を果たすため、適切な行動をしている。警察にはしつこく捜査してもらいたい」と語った。さらに、県議からは「生理用製品の配布推進は、全国的な問題であり、より多くの市民が安心して使用できる環境を整えていきたい」との意見も出た。

この事件は、さらなる社会的議論を呼び起こしている。生理用製品の無料配布の必要性については、現在も賛否が分かれる中での出来事であり、各地での生理用品の普及活動が注目されることとなった。