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熟年離婚をする際の「準備」とは何か?→経験者男女が語った「お金」でも「離婚条件」でもない“生々しい1位”明らかに

2025-03-22

著者: 陽斗

男女別では順位に違いが

調査は2024年11月25日から12月9日、熟年離婚を経験した男女を対象に行われました。1335人から有効回答を得たものです。

「熟年離婚をして感じたメリット」に関する調査結果で、男女それぞれの最も多い回答は、男性が「金銭面で楽になった」(30.1%)、女性が「仮面夫婦を演じる必要がなくなった」(23.8%)という結果が出ました。一方、「熟年離婚をして感じたデメリット」については、男性の最も多い回答が「家庭が大変になった」(30.0%)であったのに対し、女性は「デメリットはない」(43.2%)が過半数を占め、ギャップがある結果となっています。

熟年離婚に際しての準備

では、熟年離婚を経験した人たちは、離婚に際してどのような準備を行ったのでしょうか?

「熟年離婚をするにあたって準備したこと」に関する調査結果、全体1位となったのは「離婚後に住む家」(24.2%)でした。次いで、2位「当面の生活費などお金の工面」(23.5%)と続いています。

一方、男女別に見ると傾向に違いがあるようで、男性の圧倒的1位が「特に準備してなかった」(33.9%)だったのに対して、女性の1位は「当面の生活費などお金の工面」(29.3%)という結果になりました。男性2位は「離婚条件の話し合い」(22.5%)、女性2位は「離婚後に住む家」(25.9%)と続きました。

女性の体験談

「当面のお金の工面」について、女性からは「派遣社員から正社員に職場を変更して、離婚後の生活費を確保(40代女性)」」「当時、住んでいた家は賃貸し、給与に上乗せする形にしていた。仕事は、パートだったので正社員の求人を探し、新しく見つけた求人の近くで新しい資金的なものを探し出したという体験談が集まっています。

調査結果を受けて、同社は「男性では準備をしないか、離婚条件が上位に来ているのに対し、女性はお金や離婚後の家のことを準備していると分かります」「熟年離婚のデメリットでも金銭面の不安を感じている女性は男性の影響が大きく、生活費の確保が女性の方が重要性が大きく感じているようです」とコメントしています。

最後に

もう熟年離婚を考えるなら…あなたはどんな準備をしますか?

(オトナンサー編集部)