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SHOW-WA、ツアー追加公演で過去最大規模のホール挑戦。『しんとしん』効果で新規ファンも増加

2025-03-21

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秋元康がプロデュースするグループ、SHOW-WA(宮田真二郎、山本俊志、向山貞、堀田剛、青山聡、井筒間太)が21日、都内で「SHOW-WA 1st TOUR -君の王子様-」の東京公演を開催した。SHOW-WA史上最大規模のホールで追加公演を行うことが発表された。

SHOW-WAは、昭和歌謡をテーマにしたプロジェクトで、日本を元気づけるために始まった。このメンバーは「副収入25歳以上」といった独自の条件を持つ、ユニークなグループであり、3000人以上の中から選ばれた男性ポーカルグループだ。グループ初の全国ツアーとなる本ツアーでは、デビューシングル「君の王子様」をテーマにしたセットで、聴き応えのある昭和の名曲の数々を披露し、時代背景にリアレンジし、ダンスやマイクスタンドを使ったパフォーマンスでSHOW-WAらしさを際立てている。

メンバー6人のうち5人は「ツアー初体験」で、準備段階から意見を出し合って作り上げたそうで、特にどやったらできる、となったポイントについて宮田は「このグループが完成された時に『お出しな』と1つのテーマだったので、ライトを通していろんなおもてなしができるようにサプライズを用意した」と打ち明け、曲中に客席に降りてファンとコミュニケーションをとっていたが、向山は「ファンのみなさんの声がすごくて、(喜んでもらえてる)気持ちが伝わってきて、一緒に振りをすることもあるので、連帯感があってもいいかな」と嬉しそうに語った。

また、追加公演として、同ツアー最終日となる神奈川公演「SHOW-WA 1st TOUR -大千穐楽-」(5月22日、相模女子大学グリーンホール)の開催が決まり、サプライズとしても様々な企画が期待されている。SHOW-WA史上最大規模のキャパで、平日には2公演行うことについて、宮田は「まだ(1度の公演で)2000人を集めたことがないのでドキドキです」と語った。また、フィジカル面での疲れや、終演後の感想について出し続けていることにも言及し、「この時期でも、いくつでも漂っている状況でした」と述べた。

さらに、赤白歌合戦に出場したいと公言しているSHOW-WAだが、三山ひろしの名曲をオマージュして、同ツアーで三山ひろしに関連する曲も披露する予定であると明かした。メンバーの中には、次回のアルバムにおいてコラボレーション内容も検討中だという。

同東京公演では、新曲「いつの日にか悔いまでもいい」が初披露された。これからもSHOW-WAはファンとの距離を大切にしながら、新しい挑戦を続けていく。期待が高まる中、同ツアーの成功はファンの熱い応援によるもの。新しいファン層を獲得するための戦略が、今後のSHOW-WAの活動に大きな影響を与えるだろう。