テクノロジー

ソフトバンク、KDDI、楽天の5G接続がグローバルで評価される! どこの名前が出た?

2024-10-07

著者: 蒼太

モバイルネットワークの分析を手掛ける英Opensignalは10月7日、世界各国の5Gネットワークの品質を評価した報告を発表し、日本のソフトバンクとKDDI(au)は音声通話アプリ品質で「世界最高レベル」となったことが明らかになりました。楽天も含め、これらのプロバイダーは5Gの利用率が大幅に向上している点が評価されています。

ソフトバンクとauは、5G接続時の音声通話アプリの品質で、100点満点中84.6点を取得し、世界最高レベルとの評価を得ました。さらに、ソフトバンクはデータストリーミング品質においても最高評価を受けました。

また、5G接続時のマルチプレイヤーゲーム体験でも、ソフトバンクとauは「非常に優れている」と認められました。ゲーム体験で最高評価を受けているのは、マレーシアのU Mobileでした。

楽天は2023年上半期から2024年上半期にかけて5G利用率が271.3%と大幅に増加した点が評価されています。

その他に、5Gのダウンロードスピードでは、ブラジルのVivoが最高評価を得ており、この分野で上位に入った日本のキャリアはなかったとされています。

Opensignalは、これまでの業界はダウンロードスピードの向上に注力してきましたが、今後は5Gアドバンスの開発が進むことに伴い、アプリケーションスピードの向上に注目が集まると指摘しています。5Gは初期の期待に応じて進化を続けていますが、「商用化や普及にはまだ課題があり、今後の展開が期待される」と述べています。