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ソフトバンクG、OpenAI株を最大15兆ドル取得へ!従業員保有分も - 日本経済新聞

2024-11-27

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ソフトバンクグループ(SBG)が、米オープンAIから最大15兆ドル(約2250兆円)相当の株式を取得する方針であることが27日明らかになった。10月に実施されるデジタルファンドを通じてオープンAI株の5兆ドル分を出資するとされている。この大規模な投資は、AI技術の進展がもたらす可能性を考慮したもので、世界中での注目を集めている。

さらに、SBGはこの投資によって、AI分野での競争力を深め、ビジネスの多様化を図ることを狙いとしている。現代のデジタル経済においては、AI技術が成長の鍵となると見なされており、他の企業と比べて先手を打つことが重要である。特に、AI関連のスタートアップ企業との提携も進めており、エコシステムを広げる戦略を持っていることが伺える。

オープンAIは、生成AI分野で革新的な技術を開発しており、例えばGPT(Generative Pre-trained Transformer)シリーズは、自然言語処理や対話システムの進化をけん引している。このような背景から、SBGのこの選択は単なる株式取得にとどまらず、AI業界全体に与える影響は計り知れない。今後、両社の連携がどのような成果を生むのか、多くの関心が寄せられている。