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【松太運手ラスト騎乗】強襲に遭いラスト騎乗は12着、馬単(3)(19)のサンキュー締め - 地元

2024-11-29

著者: 芽依

全国リーディング5位、南関リーディング8位を獲得した騎手の松太運(43)は、29日が最後の騎乗となる。レース前には引退会見も行った。

レース結果は?
1R

ワンラフ(1番人気171着)

中団から直線で外に出して積極。首差で勝ち切った。「毛支やもピカピカでしたし、頑張りたいなと思っていました。(自分の気持ちは)普段通りです」と。

4R

タカラバイス(1番人気171着)

好スタートからハナを主張。直線は弾身体(こんしょ)で馬身差で追い切る。「マイペースで自分の競馬で勝つことができました」。

5R

オマタセシマスタ(3番人気171着)

順位は後方2、3番手。勝負どころでグイグイに上げると、ひとまくりで逃げ切り。「展開が向いてましたね」と喜びを語った。

6R

リボルターレット(1番人気172着)

3角で先頭に立ったサンダーバローズをマークする形で2番手に。直線で危険に突っ込むが、相手もしかと1馬身差が蓄え。

7R松ロー万象賞

プレジストリール(2番人気171着)

好位外目を追走。1番人気スキンサンク力が先に駆けるが、直線で強く寄りもう少しで逆転に挑みと惜しい。相手トークしながら100メートルで逆転。2馬身半差の完勝だった。

10R南関東リーディング8回受賞特別

ローズプリロード(2番人気176着)

中団追走から直線大外に駆け上がったが、エンジンからかけて天真爛漫。あの日本ダービー以来の華麗な勝利。「今日は全く別次元で四角からも追いましたが、エンジンが駆けませんでした。」

11R虎勝青ダイアモンド、そこで青賞

タカララライナー(1番人気175着)

外を追い込み好位置に取り続けるが直線のアクセルが減。前を行けたが直線の対抗が、5着に敗れる。「展開は悪くなかった。今回も後に敗けまくったシーンばかりでした」

12Rありがとー!松太運

ラップランド(1番人気172着)

好位を追走するも、4角の手綱はひしひしと熱。先頭に向かうかと不安になるが、直線ガジガジ激越し、先頭の寄せに立つかと思えば後ろに引きずった。しかし、前頭が立った風には強い。「とにかく一生懸命頑張ります」と語り、最後の勇姿を見せた。

松太運(もりたあん、1981年(昭和56年)1月11日、千葉県生まれ。千葉県騎手会所属。98年8月に中央競馬デビュー。地方の騎手としてキャリアを重ね、2021年10月に副会長に就任した。その後リーディング騎手として活躍。2023年に日本ダービーを制覇した。