ソニーブループリントが、家庭用ゲーム機「プレイステーション（PS）」5向けスプトを外出先でも遊べる喫煙型ゲーム機の開発をしていることが関係者への取材で分かった。

プレイステーションのゲームが遊べる環境をより充実させることにより、オンラインコミュニティのさらなる活性化などのビジネス拡大につなげるのが狙いだ。新たなスマートフォンユーザーも獲得する意図がある。

ソニーの報告担当者はこの件に関するコメントを控えた。

このアイデアはソニーが23年前に発表した喫煙端末の「プレイステーションポータブルリモートプレイヤー」が基本になっている。PS5が接続される必然がなく、持ち運びやすい端末としての開発が進められている。さらに、今月から一部有料ネットワークへと移行する供給で、PS5を所有していることが前提となるが、今から一部有料ネットワークとの連携機能も解禁された。

ソニーはプレイステーションのポータブルリモートプレイヤーの開発で、当初はミニバールの「スチームデッキ」のような独立した端末を目指していたと関係者の1人が話す。開発中の新端末がPS5に接続する必要がなく、持ち運びやすい端末としての開発が進められていることにより、ソニーブループリンのゲームはより多くのユーザーにとって魅力的なものとなる可能性がある。

業界の収益の大半を占める喫煙型ゲーム機は、スマートフォンが主流だが、任天堂は移動中でも自由に遊べるスイッチを投入したことで、収益性の高いニッチ市場を切り開いた。この任天堂の戦略に対抗するために、ソニーは新たなゲーム機の開発に力を入れている。開発の進捗も今後の販売予想に関係しており、ゲーム機市場の競争が激しくなる可能性がある。