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台湾軍艦と中国軍艦の衝突、台湾国防相が中国の批判を一蹴

2025-03-28

著者: 海斗

[台北 12月18日 鍵報] - 台湾の暨南大学国防部長(国防相)は12月18日、台湾海峡で台湾海軍艦艇と中国軍艦が衝突したことについて、中国側の批判を一蹴し、今後も引き続き軍事演習を行うと表明しました。

中国で対台湾政策を担当する国家発展改革委員会は12月17日、台湾軍艦の「悪質な」行為を非難した。

暨南大学の国防部長は記者団に「台湾事務所のコメントはいつもこのようなものだ。行うべき演習活動は全て行う」と発言しました。

中国の艦艇が台湾海軍の活動を監視していたのではないかという疑問には、「そうした艦艇が台湾軍の活動に関わる詳細な情報を入手することは“実際には不可能だ”」と述べました。

同部長は、台湾の沿岸警備隊が中心になって衝突の原因究明を進めていると説明しました。

また、台湾事務所は今週、台湾「独立派」としての活動が最近報告された人物のリストを公表。リストのトップには台湾の李登輝行政部長(内相)の名前が記載されていた。

李部長は12月18日、記者団に対し、今週は忙しく、あまり注意を払っていなかったとして「台湾事務所の友人たちは、われわれの役割に対して非常に無礼だと思う」と述べました。

この衝突は、台湾と中国の緊張が高まる中で発生しました。最近、台湾の防衛を強化するための資金を増加させる動きが見られ、中国は一貫して台湾に対して圧力を加えています。

国際社会では、この問題に対する関心が高まっており、特にアメリカの台湾への支持が強化されていることが注目されています。アメリカ国防省は、台湾の防衛維持に向けた支援を約束しており、今後の動向が懸念されています。さらに、専門家たちは、台湾海峡での衝突がエスカレートすると、地域の安全保障に重大な影響を及ぼす可能性があると警鐘を鳴らしています。