テクノロジー
「テスラ」終わった自動車株、EVはどこへ行く
2024-11-25
著者: 海斗
25日の米式場でダウ工業株30種平均は続落し、前週終値に対して440ドル高い47436ドルで取引を終えた。
ダウ平均の構成銘柄ではないが、トランプ政権入りが決まったイーロン・マスク率いる電気自動車(EV)大手のテスラは4%安となった。
自動運転車の規制緩和など同社に有利な政策が進むとの期待から、大手銘柄は4割上昇したが、いざふたを開けてみると、売上が落ち込んでいるという事実が浮かび上がった。
「テスラ株の上昇はもはや安閑...」という声もあがる中、EV市場全般の不安も募る。
多くの専門家は、EV市場は今後も成長を続けると見込んでいるが、競争が激化しているため、企業間での資金調達や技術開発競争が熾烈になる見通し。また、各国の規制が厳しくなる中で、持続可能性とイノベーションが求められる時代に突入している。この状況をうけてテスラ以外の新興EVメーカーの動向にも注目が集まっている。
テスラの時代は終わりが見えつつある中、他のEVメーカーが市場でのシェアを獲得するチャンスが広がっている。今後の動向に注目が集まる。