同じ男子中学生が教師に暴力「殴る・蹴るを複数回」教師が実態を語る 徳島市(2024年11月22日掲載) | 日テレNEWS NNN

2024-11-22

著者: 結衣

生徒から殴られた教師が、その実態を語りました。この学校では特に7人の教師が、同じ生徒から暴力を受けていたとのことです。

教師A

「殴る・蹴るを複数回。腹であったり、足であったり、暴力を受けました。」

こう語るのは、徳島県徳島市内の中学校で勤める男性教師です。昨年の夏、1人の男子生徒から暴力を振るわれたといいます。

教師Aの体験

「機器に関しては、全治3週間程度の診断書をもらった。」

暴力のきっかけとなったのは、授業を妨害するような行動を注意したことでした。教師はその生徒だけではなく、他の生徒からも被害を受けており、その生徒の行動が注意を促すものであったことを強調しました。

教師Bの体験

「突然飛ばされたり、転倒させられたり、馬乗りになって…」

女性教師に対しても、その生徒の暴力は向かい、影響を及ぼしていました。

教師Cの体験

「とても強い力で押された。詳細は思い出したくない。」

この生徒は、クラスメートに対しても暴力行為を加えており、それにより彼は法的な処分を受け、更生への道を歩んでいます。

教師Cの自覚

「やはり自覚。自分自身が教師であるという立場なので、安全を守らなければならないという思い。」

トラウマについて

──トラウマはあるか?

教師C「ないと言えば嘘になる」

この学校では、あわせて7人の教師が、この生徒から暴力を受けていたことが記録されています。さらに、この生徒は法的な処分を受けた後、更生を目指しているとのことですが、全国家で増加傾向にある、学校での暴力問題に対してどう対処するかが問われています。それに対する教師と生徒の環境をどう守るのか、再発防止の制度作りが求められています。