世界

トランプ大統領、米国公共放送の資金停止を主張 「不公平で非常に偏っている」

2025-03-25

著者: 蒼太

トランプ米大統領は25日、米国公共放送(PBS)や米国公共ラジオ(NPR)に対して「不公平で非常に偏っている」との声明を発表し、連邦政府の資金提供を止めるべきとの考えを示しました。メディアの数は十分存在し、税金の無駄使いだと主張しています。

トランプ大統領は不適切な内容について言及し、既存の報道機関に不満を持っているとコメントしました。政府系メディアのデータによれば、PBSの資金は16%、NPRは1%の予算削減が見込まれています。これに伴い、個人や企業からの寄付も受け取っており、運営しています。

下院監視・説明責任委員会の政府支出削減に関する小委員会は26日に会合を持ち、資金提供を継続するか判断する予定です。また、これに対する反発も多く、公共放送の重要性を訴える声が高まっています。公共メディアの役割は、情報の公平性を保つことであり、多様な視点を提供することにあります。現在、米国ではメディアの信頼性が求められる中、公共放送の存在はますます重要視されています。