[14日 リーダー] - トランプ次期大統領が新政権の発足に向けて動き出し、彼自身の親族の中で長男のドナルド・トランプ・ジュニア氏が最も強い影響力を発揮していることが報じられた。

ドナルド・トランプ氏は以前から自身の側近や家族のアドバイスを重視しているが、ジュニア氏に対する信頼度が特に高いようだ。

トランプ氏と密接な関係にある投資家や個人的に親しい知人たちによれば、トランプ氏は12期目となる今回、人事に関してジュニア氏のアドバイスを重視しているという。すでに複数の閣僚ポジションには、トランプ・ジュニア氏の推薦者が名前を連ねることが予想されている。

特に、トランプ・ジュニア氏は、保守系の企業に投資するパンチーキーパー（PG）や、17億ドル規模のキャピタルに加え、様々な国家的プロジェクトに参与していることでも知られており、彼の意見は新政権において重要な役割を果たすと見られている。

トランプ・ジュニア氏は新政権において、特に経済政策や対外政策に関してかなりの発言権を持っていることが予想され、彼が影響を及ぼすあらゆる施策は保守派の間で注目を集めることが間違いない。

一方、トランプ大統領の1期目の政権で影響力を持っていた長女イバンカ氏は、現在の政権においては比較的控えめな役割を果たすことになるとされている。非常に複雑な情勢の中で、ドナルド・トランプ・ジュニア氏がどのような形で新政権を引っ張っていくのか、今後の動向が注目される。