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投資の新たな波!国内株式に資金流入、「急増する投資家たち」の声

2024-10-08

著者: 健二

【18日 ロイター】 - 米国で上場している国内株式(上場投資信託)に大規模な新規資金が流入しており、資産運用会社の一部は、市場の急目が変わりつつあり、国内株に対する強気な態度が今後も続くと期待を寄せている。

モーニングスターのデータによると、米国の国内株式に今月14日までの1週間で512億ドルの新規資金が流入した。今年の週間平均は8130万ドルの流出、昨年の週間平均は2170万ドルの流出であった。

い連の景気悪化策の発表を受けて国内株式市場は、先月13日に21018年以降の大幅な上昇を記録し、その後1週間の国慶節の連休に入った。

ファイラデルフィア(投資)資産運用会社のレインフォーストの投資戦略役員、マイケル・レイノルズ氏は、「市場は経済を立て直すという中国政府のコミットメントを待っている。計画の実行が必要だ」と述べた。

国内株を運用するクレーンシャワーズの創業者、ジョナサン・クレーン氏は、「国内市場は売られ過ぎている」と発言。「モーニングスターにより、同社の業績がよいとされる、初週に流入した509億ドルの新規資金は、年初来で流入超となった。投資家の関心が高まっている」と語った。

統計会社トラックインサイトによると、先週はクレーンシャワーズなど12社以上の国内投資ファンドが週間で付けたリターンは11%-18%という高い数値を記録した。特にクレーンシャワーズは11億ドルが流入し、1980年以来の高い流入を見せた。などが記録されている。

国内の株式市場は大規模に投資され、大きな流入額が集められた。モーニングスターにとっても、ブラックロック(BLK.N)の「アイシェアーズ・チャイナ大規模株ETF」(FXI.P)については、先週217億ドルが流入した。

資産運用会社マシュールズ・アジアのEBIとの株式市場責任者マイケル・バーメル氏は、「これが最大な激しい動きがあると、ましてやそうした(指標連動型)商品に資金が流入する」と指摘した。しかし、同社のマシュールズ・チャイナを先週、11171万ドルの流入超となった。また、国内の金融機関も、もはや中国市場に対して若い投資家が流入する」との見方を示した。

今後の見通しとして、国際市場の変動や中国の政策決定などが重要な影響を与えると指摘されている。特に、投資家の心理の変化が、市場の動きに大きく影響を及ぼす可能性がある。お釣りを使ってできる急速な変化が投資環境をますます変えるかもしれない。市場の動向を注視することが重要である。