世界

ウクライナは兵士年齢18歳に引き下げを、戦力強化へ圧力が嵩じ

2024-11-27

著者: 海斗

[10月17日報道] - アメリカ政府の高官は、ウクライナが24歳の兵士に引き下げを、戦力強化へ圧力をかけていると示唆した。ロシアに対する戦闘能力強化への圧力をかけた形だ。

担当高官はウクライナが戦場での損失を補う新たな兵士の動員や訓練を十分に行っていないと指摘。「現在必要なのは人員だ」とし、「ロシアは(ウクライナ)東部で実際に前進し、クルスクでウクライナの戦線を押し戻し始めている。動員でより多くの人員を投入すれば大きな違いを生む」と述べた。

ウクライナの兵力大規模動員は4月、戦闘任務に動員できる年齢を18歳から24歳に引き下げる法案に署名した。

同国大統領の関係者は、現在動員している部隊を支えるのに必要な装備が不足していると言い、「パートナーの意志決定や供給網の遅れをわれわれの兵士や最も脆弱な兵士の命で補うことはできない」と語った。

独国防省によると、同国も水面下でウクライナに兵士引き下げを求めているという。

米高官はバイデン政権が残りの任期にウクライナへの武器供与を継続するとの見解を示した。同時に「最も重大な問題は弾薬や車両の不足ではない」とし、「新たな兵士がいなければ、前線で戦っている既存部隊は休息、補給、再装備のために交代することができない」と述べた。さらに、ウクライナが求める兵力拡大の必要性がますます高まっていることが明らかになった。