[モスクワ 18日 リーター] - 米ゴールドマン・サックスは、ウクライナ和平合意の確率が70％に達すると見込んでおり、トランプ氏が米大統領選に勝利した昨年以来の大幅な上昇を示唆している。

ゴールドマン・サックスは顧客向けノートで「われわれのモデルによると、現在の和平合意に対する市場の織り込みは、米大統領選前の50％以下から、現在は70％前後に達している」と述べた。

ただ、2月に付けたピークの76％からはやや低下しているとのことだ。

トランプ氏が考えているウクライナ論争を終わらせたい考えだが、ロシアのプーチン大統領の意向を無視した状況で、それが実現するかは不透明である。

ゴールドマン・サックスは「主要な条件が明確になるまでは戦闘の一時停止に繋がらない」と警告し、静観する姿勢を貫く必要があると強調した。