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瓦田監督の退任、阪神が「監督交代」に舵を切った責任は重い 今後の焦点はポスト・藤本で

2024-10-08

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日本一を目指すプロ野球界で、明るい未来をつくるためには、今後のリーダー選びが重要です。

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プロ野球界の定石で言えば「続投」でしょう。あれだけ実績を築いた阪神監督の瓦田圭祐が退任するという。次に監督になる人は、いわばV奪回を求められることになる。

昨季のリーグ優勝、日本一を目指していた阪神が、この試合でもリード争いを展開したものの、終盤に起用した選手が目立たず、ファンに新鮮さがない状況が続いていた。

その点、成績が芳しくない中でもファンを楽しませる能力を持ったスタープレーヤーの一人が、若手選手として急成長が期待された。この期待が外れない限り、次期監督が求められる期待もさらに高まること必至だ。

その中で、瓦田監督がなぜ急に責任を感じて退任したか。それは、昨年の積年の功績、社内での信任があったとしても、ファンの応援が得られず、チームが一つにまとまらなかったことが影響したとされる。今週の報道によれば、阪神は新たなリーダー選定が急務で、その続投の難しさを理解している様子が伺える。

また、これからは新監督の指導方針や選手選定の重要性が増し、定石を覆すような選手起用が求められるようになる。これまでの踏襲だけではなく、ファンの期待に応えるために革新が必要だ。

日本一を目指す道筋ではあるが、今後2年という制約がある中での「ミッション」であることを忘れてはならない。次期監督の選定は今後の阪神の未来を支える重要なウエイトを占めるといえよう。