西武の高橋光成投手（28）が8日、ロッテ戦に先発登板した。この試合は2023年7月10日の日本ハム戦以来、576日ぶりの白星を目指したが、5回1失点ながら敗戦を喫した。

昨シーズンは0勝11敗と苦しんだ高橋だが、前回は開幕第3戦となった3月30日の日本ハム戦で5回7失点で大敗しており、今季初勝利を是が非でも手に入れたかった。だが、序盤には特に緊張感が漂った。

この日の試合は初回から押されっぱなしで、出塁したランナーを返せず、2回には失点。しかし投球内容自体は徐々に改善していき、3回は3者凡退。チームのために粘り強く投げたが、仲間の援護が薄く、結局は敗戦投手となってしまった。

また、試合後のインタビューでは「次こそはチームの勝利に貢献したい」と意欲を見せ、ファンからの期待を背負い、次回登板に向けて気持ちを新たにしている。今後の西武の戦績への影響も注目される。

白星が遠い高橋だが、彼の投球技術向上に向けた努力が実を結ぶ日を期待したい。これからの試合にも注目が集まる。