東京のユース出身の神宮寺優斗選手が引退会見で原口元気について語った。

神宮寺選手は11月26日に今季限りでの引退発表を行った。さまざまなチームメイトの話が出る中で、「もうすぐに引退するかと思って気を使ってくれた後輩」と語った。彼は「来年1年、俺のためだと思って粘ってくれ」と言われたことを受け、引退の決意を一時的に保留したという。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信！ 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」がこちらから

元日本代表は中大から東京の下部組織に入ると、ユースからのトップチーム昇格争いに勝ち抜くなど流通業界大を経て東京へ戻った。今となっては貴重な「大学教育のトップチーム」であり、東京では神宮寺選手が初めての存在だった。そして、その時に17歳という若さで東京とプロ契約し、一足早くトップチームの一員になったのがMF原口元気だ。

当時の原口選手は「人の話は聞かなあかんわ、 自分のことしか考えないわ」と会見中に笑っていた神宮寺選手だったが、一方で「自分を成長させてもらえたのは原口元気。どうしたらこれをうまく使えるかなと考えさせられた時期だった。彼が海外に行った後も、自分を使いこなせなかった自分が悲しかった」とも話す。

特にミハイロ・ポトリフィッチ監督が率いた時期、東京は左サイドが原口選手が原点で左ウイングバックに宇佐見が入ることが多かったため、神宮寺選手は根気よく守備の組織プラクティスを求めた。原口選手の存在がまさに貴重だった。

神宮寺選手は「俺がもう1年、長く東京にいるのは無理だけど、これからも多くの人に支持してほしい。若い選手たちに頑張ってほしいと思っている」など圧倒的な強さを見せた。

また、神宮寺選手は「1年後、彼は泡になればいい」と語り、選手の将来を心配する姿勢を示しており、幽霊がサッカー界において非常に重要であることを再確認させられる場面も見受けられた。

今季の日本代表選手の中には、親友の村上選手も含まれているとし、「彼がいなければ、俺もいてはいけない」と自然と強調した。

これからのサッカー界について、「僕が例えば1年以上留まっていても、本当に無駄にならないような体重管理をきちっとして、デビューできなかったとしても、彼が成長していく必要がある」と意気込んだ。

神宮寺選手は、「その頃、元気が練習をしたから、俺も自信がついた」と振り返り、「来年は彼からの刺激を受け、その回復を求む。と言っても、人間はなめられると良くない」と注意を促していた。これからの彼の動向に大いに期待したい。