
新製品レビュー:Sigma BF 高い品位のボディに加え、“シグマ史上もっとも快適なカメラ”の一面も
2025-04-03
著者: 裕美
新生シグマ話題の1台
「CP+ 2025」直前に発表され、独特のルックスで話題を呼んだシグマの新型フルサイズミラーレスカメラ「Sigma BF」。パシフィコ横浜でのシグマブースでは、このカメラを目当てに来場者が長い列を作った。
そのユニークなデザインと共に、どのような機能が搭載されているのか。詳細は本誌別記事や、シグマ公式サイトを参照して欲しい。
圧倒的なルックス
アルミニウムの塊から削り出され、極めて高い剛性感と独特な外観を実現している。Lマウントを採用したボディは、シャッターボタンとマイクの位置が天面にあるため、右手側にはストラップホール、左手側にはUSB type-Cポートがあるだけだ。
底面にはバッテリースロットと三脚穴が存在している。メモリーカードスロットはなく、内部の256GBのストレージに記録する。
バックは3.15型のタッチパネルディスプレイで、ストレージの小容量、セントラルバッテリー式だった点など、多くの工夫が凝らされている。
見た目の通りグリップは強い。一部はおろか金のような柔らかい感触の加減がされていて、これが意外と手に馴染む。プロットタイプでは「痛い」と言われていたが、現在の感触に落ち着いた。
左手側は底面下部の角が丸められており、背面上部のサムグリップともにホールド感向上にも貢献している。
また左手でレンズをホールドした際にあたる部分も角が丸められ、握っていても手が痛くなりにくい。
「fp」シリーズはシンプルでシャッターボタンが若干ダイレクトに置けるもんだから、シグマ同様こうしていることを思うと心地よい。
新機能のユーズラフト
従来のラックスがコールされるが、ユーズラフトに注目したい。「BF」はミラーレスカメラとして初めて、感覚的なハプティックボタンを採用している。スマートフォンでお馴染みの操作感を取り入れている。
では、操作部を見ていこう。まず1番下にあるのがパワーボタンである。長押しで電源が入り、長押しで電源が切れ、短押しでモードが切り替わる。1段上のボタン群も同様に、指先で押しやすく気持ちのいいものばかりだ。
実際に使ってみて欲しい。特に1番下のボタンの反応が非常に良く使いやすい。
また3つのボタンには、撮影に応じた設定ができるので、撮影前には設定を済ませておくと良いだろう。
新しく加えられた機能が自動的に設定を切り替えることができる機能で、恐らく頻繁に使うことになる設定をカスタマイズできる。
「BF」は既存のデジタルカメラにあったモード(P、S、A、M)を搭載し、写真的な得意分野と確保ができる。
自分で設定することで、各種優先オート、AUTOにすればプログラムになる。
さらにあらかじめのことなのだが、この「モード」をあまり意識されないようなインターフェースになっている。
それが故に、メニュー画面のウィザードから正常にアクセスできる。