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熊本県教育委員会が教職員異動を発表: 総勢1998人の変動
2025-03-21
著者: 雪
熊本県教育委員会は21日、4月1日付の教職員異動について発表しました。小中・義務教育学校において1522人、県立学校(高校・特別支援学校)では476人が異動し、2024年度に向けて167人の増加が見込まれています。
異動情報は、教職員の氏名や学校名から検索可能です。小中・義務教育学校においては、校長が定年退職者を12人率いており、異動数は昨年度に比べ39人増えて163人となりました。県立学校では、定年退職者は少なく、異動数が昨年度より16人増えた48人です。
中山区域の高等学校などへの遠隔授業の推進を責任者が新たに配置され、現地開設が難しい講座などを動画で配信する予定です。
さらに、女性管理職(校長、教頭)は小中・義務教育学校が96人(17.4%)、県立学校が31人(27.7%)となり、ともに過去最大の割合を記録しました。教員の新規採用は271人(24年度226人)となり、教員不足が深刻な小学校では116人(昨年度126人)に留まりました。
<報道の背景>この異動は、教育現場における変化やニーズに対応するために実施されており、今後の教員免許状の取得や人材育成に影響を与えることが予想されます。また、熊本県教育委員会は、教育の質向上を目指してさまざまな施策を展開しています。