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悠仁さまの「東大進学」選択肢は一つもない…過去天皇・皇族が「学習院進学」を続けていた"学歴以外"の理由 宮様であっても"特別扱いしない"学習院の意向

2024-10-09

著者: 結衣

秋篠宮家の長男・悠仁さまの進学先が注目されている。皇族の大きな大学進学はどのようになるのか。明治女子大学現代ビジネス研究所研究員・籾井恵美子さんは、「東大への推薦入学や、生物学の研究が進んでいる大学名が挙がっているが、いずれもリスクがある。将来、天皇になられるからこそ、私は『学習院へお進みください』と強く勧めたい」と語る。

「東大推薦入学」に反対する一方で、1万2000件超の志望者

高校3年生になられた悠仁さまの進学先はどうなるのか?といった懸念が飛び交っている。トンボなど生物学の研究が引き続きできそうな東大、農水大、東京農業大、栗川大、東京大学などなど。紀子さまが興味を持っているとされる大学進学も「おられる」一般生徒の例が徐々に増えてきた。

お茶の水女子大附属小学校から現在、通われている農水大附属高等学校まで、悠仁のために作られた制度とライバル意識が偷拍えられている。統一の管理された進学は、他の学校でも共通の設けているのだから、そちらも加えられるだろうか。

悠仁さまが進学した農水大附属高等学校では、文化祭や体育祭などのイベントでの発言を度々している。周囲に引っ張られても、悠仁さまは真剣に考えているとみられる。

それでも、悠仁さまの進学そのものが教育機会を得やすいのが実情で、それでも小学校から一貫した制度での進学におかられていることが示されている。

若干の不適切なことも起きている。今後もそうした進学状況の一部は、私立学校に通うもので出てゆかれる可能性もある。

なぜ歴代天皇・皇族は学習院で学んできたのか

学習院は、明治天皇が皇女・慈恵貴親王(後の昭和天皇の妻)を教育するために設立された学校であり、その後も天皇家の教育の場となってきた。先代の天皇が持つ文化、知識、そして人脈が学習院で培われ、その伝統が受け継がれてきたため、悠仁さまもその流れを汲むことが期待されている。

近年では、皇族が学習院で教育を受けることにより、国民との距離を縮め、親しみやすいイメージを発信する重要性が高まっている。未来の天皇としての責任を果たすため、こうした教育を受けることが重要とされているのだ。

少しでも学習院を運営するためにも、国民と触れ合う機会を持つ必要がある。今後も、悠仁さまの新たな進学先が関心を集めることでしょう。