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「証人・李在明」5度目の不出廷、ソウル中央地裁は今後出廷を求めない方針 大盲弁事件審判

2025-04-08

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大盲弁事件に関する審判が続いている中、証人として出廷が求められている韓国野党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表が、再び出廷を行わないことが判明しました。ソウル中央地裁は、李氏が今後出廷することを求めないという方針を示しました。

今回の出廷について、李氏は3月14日に31日に理由書を提出した上で、出廷のキャンセルを申し入れていました。李氏が出廷しない理由には「国会での議員活動」が挙げられており、法廷はこれに対して「理由が具体性に欠ける」との判断を示しましたが、最終的な結論には至らず、李氏は無出廷が続いています。

李在明代表の弁護チームは、この決定に対し、「国会議員であるため不出廷はやむを得ない」と説明している一方、裁判所は「理由に具体性がない」として、李氏に対する出廷要求を継続する意向を示していました。

一方、李氏は議員活動の合間にも大盲弁事件における他の証人らとの関係を重視し、法廷においてもそれらの証言を元に自己を守る姿勢を示していました。今後、裁判においてどのような展開が待ち受けているのかが注目されます。

大盲弁事件は、韓国における政治スキャンダルとして大きく報じられており、李在明氏の動向次第では、今後の政局に影響を与える可能性があることでしょう。引き続き、この案件の進展に注目が集まっています。