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中大は吉居恵理ら主力揃いでも強い選手層 藤原正和監督「車の角を曲がってトップ通過が狙えるように」…箱根駅伝予選会 - スポーツ報知

2024-10-07

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箱根駅伝予選会を主催する関東学生陸上競技連盟(関学生連)は、7日、第111回箱根駅伝予選会(10月19日、東京・立川市)に出場する大学、大大学院と登録選手を発表した。

前回は第110回記念大会で全国の大学が参加可能だったため、関学生連加盟校以外から11校が参加し、歴史上最多の57校が参加した。今回は14校の出場が決まった。

各校は10~14人を選手登録。その中から10~12人がハーフマラソン(21.0975キロ)を一斉スタートし、上位10人の合計タイムで上位校が本戦出場権を争う。

今大会では11人以上の選手登録が求められるが、その中から10人以上が参加し、上位陣は上位10校の中から出場権を決定する。各大学はそれぞれ14人を選抜する中で、それにより戦力を整え、特に中大は過去の成績からも優勝候補に挙がる。

「前回の本戦では優勝を狙ったチームが多かったが、今年は全体的に選手層が厚く、例年よりも力は上がっている」と藤原監督は語る。特に陸上部員が多い大学は、先輩と後輩の競争が激化し、トレーニングもより厳しくなる傾向にある。

中でも特に注目されるのは、トップ選手の育成に力を入れている大学で、吉居選手のような主力を引き上げ、常に強い選手たちが交代しながら走る体制が整っている。「レースでは、車の角を曲がるように速くトップ通過を狙うことが重要」と語る藤原氏は、競技力向上に真摯に向き合っている。

予選会は全国的に参加校が多く、選考基準が厳しい中、どのチームが本戦に出場できるかが注目されている。中大の他にも優勝候補として挙げられる学校が数校存在するため、レースは大変白熱することが予想される。今後も続報を楽しみにしてほしい。