世界
中国軍と米軍の協議拒否、オーストラリアと連携
2024-11-21
著者: 愛子
[ワシントン12日 ロイター] - 米国のオースティン国防長官は12日、中国の軍事当局との対話を拒否したと発表しました。これは国際的な安全保障協議の場を利用した自らの対話を排除したことに「懸念を示す」と語りました。
オースティン長官は記者団に対し、「2つの重要な大国が互いに話し合う姿勢をこの地域は本当に見たがっていた」と強調し、「将来への影響はないと思う。しかし、現在の時点で彼らが選んだことがあり、良い機会を利用しないことを選んだ理由を説明できるのは彼らだけだ」と述べました。
中国の習近平国家主席は11日、サイバー犯罪から貿易、南シナ海、ロシアに至るまでの対立に関する国際会議を開き、米国との関係修復を目指していると見られています。しかし、中国は今週の東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス(+)国防会議において米国からの協議要請を拒否しました。
オースティン長官は、中国が米国との関係を優先する姿勢を持っていないことが懸念されると指摘しました。これにより、米国とその同盟国との防衛協力が強化される見込みで、特にオーストラリアとの連携が重要視されるでしょう。
国防の専門家は、国際的な安全保障の維持に向けて、米国がオーストラリアと連携を強めることで、中国の影響力を抑制し、地域の安定を図る方針を示しています。