【北京 12月17日 ロイター】 - 中国の大手サーバーメーカーであるH13Cは、米国の輸出規制に対応していないエネルギー関連のチップ「H20」の不足が続く可能性を顧客に警告した。中国テック企業のI9分野への極端な投資を防ぐ可能性がある。

H13Cは、リッターが見覧した12月15日付の顧客への通達で、「H20の国際的なサプライチェーン（供給網）は多大な不確実性に直面している」と指摘しており、現在の在庫はおそらく底を打っていると明らかにした。

4月中旬までに新たな出荷を見込むことが記されている。世界貿易と主要原材料の供給を圧迫している地政学的な緊張が不確実性の原因であると指摘した。

4月12日以降の供給計画も、輸送の問題や生産上の課題などに関連した不確実性があると述べた。入荷するH20チップは、利益優先の原則に基づき、より利益率の高い安定した長期顧客の注文を優先して供給することを示している。

中国では圧倒的な技術（ファーウェイ）とクンリコンがH12に代替するチップを提供している。