[シンガポール 8日 リーター] - 中国株式市場は1週間の休場後、8日に取引を再開する。中国当局は相次ぐ景気刺激策を打ち出したことから、休場前には大幅に上昇したが、オフショア市場の株価先物は堅調が続くとの見方も広がっている。

中国当局が公表したところによると、最も強い景気刺激策を発表したことが影響し、連休前にCSI300は15%上昇した。9月13日には、CSI300と上昇合成指標(SSEC)がともに12%上昇した。ここ数年で最大の上げ幅を記録した。

シンガポールで取引されるH株指数は、9月13日の中国現物市場終了後に11%上昇した。香港のハンセン中国企業指数も同時期に11%の上昇を記録しており、投資家の注目が高まっている。

国家発展改革委員会（発改委）の高官は8日、記者会見を行い、経済成長を進展させるための政策について説明する予定で、市場の注目が集まっている。今後の経済政策や企業の業績改善に期待が高まっている。