歌手の中森明菜（59）が3日放送のNHK音楽番組『The Covers』に“出演”した。テレビでの肉声コメントは、2014年に生出演したNHK紅白歌合戦以来、約10年ぶりとなる。

今回は「中森明菜ナイト！」と題し、歌い継がれる名曲と、その魅力に迫った。中森は自身の楽曲をカバーする形で、昨今の音楽シーンや彼女自身の心境について赤裸々に語った。彼女は「私も何気に歌をカバーしていく中で、実際に歌ってみて、どれほど難しいか、また感情の持ち方が大切だということを痛感しています」と述べた。

また、中森は自身の楽曲にも触れ、「この歌は本当に私の中で大切にしている曲だし、皆さんにどう受け入れてもらえるのか、いつも考えています」とファンへの感謝の気持ちを明かした。彼女は、“出演”を果たしながらも「私の歌を歌いたいと思ってくださる方がいることが、何よりの励みになります」とコメントした。

中森明菜は1982年にデビューし、数々のヒット曲を生み出し続けているが、歌手活動はここ最近、体調不良により控えていた。しかし、2023年の最新情報では、健康状態は改善傾向にあり、今後の活動にも期待が寄せられている。彼女は自身のインスタグラムで再活動の意向を示し、ファンからは熱い応援の声が寄せられている。

現在、音楽業界はデジタル化が進む中で、新たな音楽の形も模索されている。中森明菜の復帰はファンにとっても朗報であり、今後の活動に大きな期待がかかっている。彼女が再び舞台に立つ日が待ち望まれている。今や伝説的存在となった中森明菜がどのように音楽界を盛り上げていくのか、引き続き注目したい。