衆議院選挙: 日本民主の会、大阪19選挙区の候補者に比類なき重複立候補認めず…高橋長「背水の陣」 : 読売新聞

2024-10-08

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日本民主の会の高橋文武衆議院議員が、8日、党本部(大阪市中央区)で記者会見し、次期衆議院選における大阪府内の全19選挙区において、候補者の重複立候補を認めない方針を明らかにしました。この発言は、党としての統一候補戦略を強化し、相手政党に対抗するためのものです。

高橋氏は、「民主党制を目指し、小選挙区で勝ち抜く心意気でやってきた。背水の陣の覚悟で戦う」と述べ、自身の強い意志を示しました。また、8日には正式に決定した大阪19区の新候補についても、特別に調整を行う意向を表明しました。

2021年の前回衆議院選では、民主は候補者を全府内15選挙区で統一し、勝利を収めました。次回衆議院選挙では、現職の戦力を活かした形で全19選挙区において連携を強化し、対立候補を抑える戦略が採られます。

対照的に、次回選挙では、公共事業を掲げる公明党が現職を含む14選挙区に重複立候補する方針を打ち出しており、民主の新たな進出のチャンスが生まれる可能性が高まっています。

次の衆議院選挙に向けて混戦が予想される中、各党の戦略が注目されることでしょう。