週末はまた強烈寒気流入 北海道は平地でも雪 寒波による寒さで朝も冷え込み強まる

2024-11-21

著者: 愛子

今週末は日本列島に寒気が流れ込み、北海道や東北北部では平地でも雪が降り、関東地方や北陸の山でも雪と成りそうです。寒波予想が広がる中、西日本から東日本にかけて暖かい南風が入ったりすれば、しっかりとした寒さ対策が必要です。

23日(土)から24日(日)にかけて、上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の寒気が、東北北部まで掛かる予想です。これは平地における雪を降らせる目安の寒気で、北海道や東北北部では積雪となるところもあるでしょう。特に、北海道の日本海側では、断続的に雪が降り、降雪量が増えるそうです。風も強まって荒れた天気になるでしょう。

また、上空1500メートル付近でマイナス9℃以下の寒気は、関東や中国・四国地方から流れ込む見込みで、関東北部や中部、及び紀州などの寒冷地帯でも雪が降るでしょう。路面が凍結することもありえますので、冬用タイヤの整備や、路面状況の変化に注意してください。

太平洋側は晴れますが、北風が強まるため体感的に寒く感じるでしょう。23日(土)24日(日)の日本付近は寒気の断続運搬で、特に北側の地域では強い冷え込みが続くと予測されています。

暖かい東側では日中の気温が高くなるとはいえ、寒気の流入で朝晩の温暖さには大差があります。特に寒冷地域では、注意が必要です。各地で「師走寒」の寒さが強まりそうです。

最新の気象情報(気象予報士)

22日には関東から西はポカポカ陽気、北陸や東北では雪雨が降る。週末は再び寒気による寒暖差注意が必要。

全国各地の積雪の状況をレーダーで確認

冬の寒波に備える防寒知識

日本気象協会 本社気象予報士 / 山中 正史

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