「中古スマホ」という市場は年々増加しており、2024年度の販売台数は315万台に達すると見込まれています。iPhoneの最新機種が発売される時期を待って、新しい商品よりも安く購入したい人たちが「中古スマホ店」に集まっています。

●最新iPhone販売の舞台裏！

9月20日に発売された新型スマートフォン「iPhone16」。一番安くて12万円以上しますが、Appleの広報担当も「かなりのお得感」を感じているようです。この日、中古スマホの販売店（D-Style秋葉原本店）では…

「値下げのポップをつけています。ああ、今の価格帯が…変わりましたね」と、店員はうれしそうに語ります。

2023年に発売されたiPhone15の中古品は、前日の販売価格から約5000円下がった状況です。このタイミングを待っていたお客さんたちは…

購入調査中の会社員（30代）は、「（iPhone）16が出たので、15が安くなってるかしら。あ、2万円…（新商品より）2万円くらい安い」と期待を寄せます。

新しさにこだわらなければ、1万円以下の製品もあります。

購入調査中の自営業（60代）は、「完全な新商品よりは安くなります」と語ります。

●お得な中古スマホ市場、急成長中！

「中古スマホ」販売店舗数が年々増加しており、今年度の販売台数は315万台との見通しです。この背景には、専門家たちの予測もあり、特に「iPhone」シリーズに人気が集まっています。

「2台持ちが増えているのでしょうか。アクセサリーの使い分け、メインの方で色々動いたり、カーナビでも使われたり、SNSなど」と使用する層が増えています。

●海外の人々も日本の中古スマホに注目！

外国人観光客にとって、日本の中古スマホは特に「安い」と好評を得ています。店によると、円安の影響で外人観光客が日本の中古を購入することがさらに目立つといいます。これが中古市場の需要をさらに押し上げているのです。

「日本の中古スマホは安い」と話す観光客も多く、近年増加傾向にあります。