石破茂外相は、10月21日から26日まで南米ペルー、ブラジルでの8日間の外遊日程を終え、帰国しました。帰国後の記者会見で、今後の外交について言及し、特に先日南米で参加したAPEC（アジア太平洋経済協力）サミットやG20サミットにおける成果を紹介しました。

石破外相は、15日から19日までの間、ペルーにてAPEC外相会合に出席し、さらにブラジルではG20外相会合にも参加。この期間、南米を含む10ヵ国との二国間会談を行い、地域の経済協力を強化するための議論を交わしました。

さらに、今度の外遊では特にデジタル経済や環境問題について多国間での協力の必要性が強調され、多くの国々からの支持も得ることができたとのことです。具体的には、デジタル経済の進展が新興国においても大きな影響をもたらすことが期待されており、日本が果たす役割についても言及されました。石破外相はこの外遊を通じて、日本の国際的なプレゼンスを更に高める重要性を訴えています。

今後の外交活動においても、特に若い世代への情報発信や、スマートフォンを用いたコミュニケーションの重要性を述べており、これにより国際理解が一層進むことが期待されています。