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2023年2月の完全失業率は2.4%に改善!前月比0.1ポイントの上昇

2025-04-01

著者: 海斗

2023年2月の全国の完全失業率は2.4%となり、前月より0.1ポイントの改善を見せました。

総務省によると、2月の就業者数は6768万人で、前年同月と比較して40万人増加し、31ヶ月連続で増加しています。

主な産業別の就業者数では、「医療・福祉」が前年同月比で23万人増の数値を示し、「宿泊業・飲食サービス業」も21万人の増加を記録しました。

一方、完全失業者数は165万人で、前年同月と比較して12万人減少しています。

この結果は、季節性による変動要因を除いても、全国の完全失業率が2.4%に改善され、前月より0.1ポイント上昇したことを示します。これは、昨年9月以降、5ヶ月連続の改善となりました。

総務省は「雇用情勢は悪化していないと認識しているが、今後の就業者や失業者の動向に注視する必要がある」と述べています。

さらに、労働市場の回復に向けての期待が高まる中、各業界では人材確保のための施策が強化される見込みです。特に、医療や福祉の分野では高齢者の増加に伴い、さらなる労働力の需要が見込まれているため、積極的な採用活動が行われています。